“買う”を見直そう!カーボンニュートラル社会の実現に向けて


今回は、ミヤラジ環境番組「エコミヤ」出演・8月13日(水)の様子をお伝えします。


テーマは、
『大学生が考える
 カーボンニュートラル社会の実現  ~“買う”を見直す~』というもの。

 

宇都宮大学国際学部4年 笹恭輔(ささ きょうすけ)さんと、同学部3年 千田那菜子(ちだななこ)さんが、テーマに関連した話題をお伝えしました。

NPO法人うつのみや環境行動フォーラム顧問 三宅がミヤラジ出演・情報発信の機会を繋ぎ、当日も会場で学生の活躍を見守りました。

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■放送で伝えた話題は、どのようなものでしたか?

⇒当日は、次のような話をしました。(概要)


・大量消費を前提とするファストファッションに疑問をもっていた。

・ファストファッションには、つぎのような問題がある。

 1 環境負荷: 大量の水や化学物質をつかう

 2 労働問題: 発展途上国の安価な労働力に依存

 3 資源浪費: 使われずに捨てられる服が多い

 

・調べてみて驚いた。

〇日本人が年間に購入する服は約18着、そのうち約12着が捨てられている

〇着用回数は、平均10回以下とされ、ほとんどが着ないまま捨てられている服が多い

 

・これらはSDGsのゴール12「つくる責任・つかう責任」につながる課題

 

・そのような背景の中、6月に大学生主催のSDGs映画上映会を実施

今回のテーマは、このSDGs映画上映会「今すぐ購入:購買意欲はこうして操られる」

に関連したものであり、報告も行いました。


■会場で見守った際の様子を教えていただけますか?

 二人ともラジオ出演は、初めてとは思えないほど落ち着き明快なトークでした。ファストファッションは環境に負荷を与えている。良いものを大切に長く着ることが大切との主張は際だっていました。

 笹さん・千田さんが話をした「SDGs映画上映会を通じて感じたことは、マーケティングによって購買意欲を駆り立てられている。無意識に安いからと必要のないものまで買ってしまう。じっと立ち止まり、今の自分にとって本当に必要なものかを考えることが必要」との主張は、結構迫力がありました。

 私は見学に行っただけでしたが、安心して聞いていられる頼もしい宇大生でした。

 

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NPO法人うつのみや環境行動フォーラムでは、

会員さん・仲間それぞれが、幅広いテーマで、関心ある分野で、様々な環境行動に取り組んでいます。

学生さんと連携して取り組む機会もあり、講座・イベント出展なども実施しています。


なんだか気になる!と思った方は、事務局(宇都宮市環境学習センター内)へお問い合わせくださいね。

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