2024年1月24日(水)12:00~14:00宇都宮大学 峰キャンパス 講堂において
『カーボンニュートラルを実現するまちづくり~エネルギーの地産地消のすすめかた~』をテーマにワークショップが開催されました。
栃木県大学地域活動連携事業の取組みとして、フォーラムも開催を支援してきました。
講師の上保氏は、鳥取県米子市の地域新電力会社を立ち上げた方で、2023年8月にお訪ねしたご縁から今回のワークショップを開催することができました。
最も重要なキーワードは、「カーボンニュートラルやエネルギーの地産地消は手段であって、真の目的は地域経済の自立・地方創生である」ということです。地域経済の自立・地方創生に焦点を当てることで、カーボンニュートラルやエネルギーを地産地消という形で、私たちのまちに活かす方向が見えてきます。まず、私たちのまちの「課題」は何かを深堀りし、その「課題解決」のために、エネルギーの地産地消を手段として活かせるということに気づかせていただきました。
今回は、栃木県と県内14市町から行政の方21名が参加、NPO市民などから12名、それに学生37名と幅広い参加者がありました。
後半のワークショップでは、各テーブルで学生が司会進行をつとめて、各市町での課題を中心に話し合われ、大いに盛り上がりました。
このように多くのアクターが参加して、社会課題解決にチャレンジする試みは、これからも大切だと認識したところです。